レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル(森美術館)
開場前から凄い行列だ…と思ったら森アーツのドラえもん展のほうの行列だった…ライセンスビジネス恐るべし。
レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル | 森美術館 - MORI ART MUSEUM
自撮りにはあまり興味がないので風景写真を。
レアンドロ・エルリッヒ《建物》
建物の壁を模した作り物を床に敷いて、鏡を45度の角度で立てています。
ポーズを決めながらの自撮りは結構難しいことが解った。
こちらは《建物》の模型。
会場では、実物展示と、過去の作品の模型や写真が展示されていました。
レアンドロ・エルリッヒ《階段[記録写真]》
螺旋階段を横倒しで作ってあるので、こういう景色になります。
来館者の多くは、トリック・アート展/インスタ映えスポットとして作品を体験しているのだろうと思いますし、実際、錯覚や私達の思い込みを逆手に取るインスタレーションは、頭で解っていても脳が騙される面白さが体感できました。
レアンドロ・エルリッヒ《エレベーター》
エレベーターの壁の内側と外側を入れ替えた作品です。赤瀬川原平の《宇宙の缶詰(蟹缶)》の逆のコンセプトだと気付けば、ニヤリとしてしまうのですが、自撮りに眼が血走っている来場者の皆様には殆どスルーされていた模様。
しかしながら、前述の通り、脳が騙されるという刺激を体感するという意味では、子供からお年寄りまで十分に楽しめる展示になっていると思います。
(オマケ)スカイデッキに上がってきました。天気の良い時に高いところから景色を眺めるのは気分が良いですね。
エルリッヒのインスタレーションについてはこちらもどうぞ。