「羽化する渋谷 ―渋谷駅135年の時系列模型から見る2020年」(昭和女子大学 光葉博物館)
何かとダンジョン呼ばわりされる渋谷駅の縮尺模型が観られるということで行って参りました。
渋谷駅模型を観るのは初めてではないのですが、なんせ渋谷駅はリアルタイム更新中なので模型も都度アップデートされているのです。
場所が大学なので守衛室で名前と住所を書いて入構証を受け取る。
今回の展示は渋谷駅模型中心。遍歴を細かく追った小型サイズや、起点を絞った中型サイズ数点も展示されていますが、目玉は1/100の大型サイズ。来館して初めて知ったのですが、渋谷駅の遍歴の中で最も複雑だったver.2012と、予定を含めたVer.2020の2点が展示されていました。手前はVer.2012、奥がVer.2020。
Ver.2012の埼京線ホームから駅を臨む。他のホームが遠い。
ヒカリエ側からの景色。個人的見解ですが、渋谷のダンジョン呼ばわりの原因は、ヒカリエ側(宮益坂方面)の導線の悪さだと思っていて、下側の丸い穴、自然換気システムを取り入れた安藤忠雄を採用したのは悪手。何度も言っているけど。
こちらはVer.2010。心持ち、コンパクト化されています。
これも埼京線ホームからの眺めですが、山手線の脇に移動されているのでVer.2012より他のホームが近くなっています。
銀座線が表参道寄りに移動されたため、可哀想な井の頭線ホームからの眺め。まあ『明日への神話』があるからドンマイ。
その銀座線ホームからの眺め。みんなが集まってきたよ!(地上と地下の深さが辛いけど)あと宮益坂方面、多少は改善される様子だけど、やはり地下から地上に上がるのに回り道されるのは変わらない様子。
図録を買おうと思ったら、大学の購買部の取り扱いになっていて、行ったら日曜定休で何だソレ状態。博物館のほうは月曜定休で、入館無料といいながら、大学はちょっと優しさに欠けるような。図録買うためにもう1度行かないと。
ちなみに前回観たのはコレですね。
あと壁面の写真展示は撮影NGですが、これは郷土資料館からの借り物だからと思われます。1955年のヒカリエはバラックでしたよ。