「鉄道美術館」展(川崎市岡本太郎美術館)
鬱蒼と生い茂る緑地を抜けるとそこは…
芸術が爆発していた!
前回来たのはウルトラマン展だったから、もう10年前だった様子。
所謂鉄分が薄い自分ですが、この正面に展示してある「東京動脈」(栗山貴嗣)を一度も観たことが無く、これを楽しみにしていました。
東京の地下鉄を動脈に見立てて、透明なチューブを路線と同じように配置して交差や高低差を表現し、路線カラーと同じ液体が流れるようにした作品なのですが…今回の展示では地図とマッピングされていないようで、方角が分からないため、路線を追えないんですよ。あとアップデートされていないのか、副都心線が見当たらなくて(見落としだったらすみません)、モヤモヤしたまま鑑賞を諦めました。
山口晃画伯の「露電」と再会。近くで観られて嬉しい。
今回の展示は、角文平氏の謎建築群(手前左のマンションや正面奥の空中都市、右奥のキリン風クレーン)や、原倫太郎氏のコロコロダイアグラム(レールとなる2本のテグスを立体的に張り巡らせ、ピンポン玉を転がせているのですが、テグスが見えにくいので、ピンポン玉が空中を右往左往しているように見える)が、眺めていて飽きない、鉄道にあまり興味が無くても楽しめるものになっています。
物販エリア近くにある、太陽の塔の顔ハメ看板。
別に何も買わなくてもいいかなと思いつつ、小田急線の箸と太陽の塔ストラップ。
「鉄道美術館」展公式アプリ(iOS/Android)で展示会情報が確認できます。
熱中症に注意して行きましょう(服や頭が暑いを通り越して熱くて痛い)。