日本の家 1945年以降の建築と暮らし(東京国立近代美術館)

 日本は、諸外国に比べ、著名な建築家が個人宅の設計に関わるケースが多く、これは珍しい状況だそうです(だからこういう企画展が成立する)。

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日本の家 1945年以降の建築と暮らし | 東京国立近代美術館

 そういう企画なので、日本の住まいの変遷という内容ではなく、建築家が個人の住まいを通して、その時代をどう見つめてきて、どのような生活を理想としてきたかを俯瞰する内容になっています。

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 このように建築模型が会場に所狭しと飾られている訳です、が…

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 なんか1つだけ雑な異質なものが…藤森照信先生のニラハウスじゃないですか。まあ確かに紙で作る代物じゃないですけど…

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 復興、高度経済成長、公害、バブル景気、震災といった節目や、生活や家族の変容に、建築家がどのような回答をしてきたか、といったテーマを分けた展示にテキストが添えられています(カーザとPen、名指しだよ)。

お題「印象に残っている展覧会」