Misfit Vapor (その2)五里霧中

発売日に手に入れ、20日以上経ちました。

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  便利なところもあるのですが、これまで使ってきた SmartBand Talkのようなシンプルな製品と比べ、色々と戸惑いを引きずりながら現在に至っております。Android Wear自体が初めてなので、製品の仕様なのかAndroidの仕様なのかの切り分けも十分にできていないのですが、あくまでもSmartBand Talkとの比較で、気付いたことを箇条書きにします。

・本体がマテリアルとして質感が高いです。厚みはすぐ気にならなくなりました。元々装飾過多が苦手なので、気に入っています。但しシリコン製ベルトに少々埃が目立つのが少々残念。

 ・Wi-Fiに対応しており、とりあえずVaporを腕に付けていれば、他の部屋に置きっ放しにしてあるスマートフォンへの通知に気付くことができるようになったので、室内でスマートフォンをいちいち持ち歩くストレスから解放されました(但し通知機能については後述)。

・歩く等、身体を動かすと、円形スクリーンの外周を赤い光がプログレスバーのように伸びていきます。家の中に閉じこもっていると全くバーが伸びません、元々活動量計ベースの会社の製品なので、運動不足の人に対して、こういった運動の視覚化は上手いと思います。Apple Watchを使っている人が時々立ち上がるのと同じ理屈ですが、こういう「後押し」をしてくれるツールは、正しい在り方だと思います。

・バイブレーションが弱いと感じました。SmartBand Talkは身に付けていれば必ず気付きますが、Vaporは調節しても「え、通知来てたの」というレベルです。運動への注意力を妨げないという思想なのか電力消費量を抑えるためか分かりませんが、もっと強い振動のオプションがあったほうが良かったです。

・通知機能も、上記の振動の弱さとも関係がありますが、気付きにくい上に、プレビューを見ただけで「未読通知」のアイコンが消えてしまうので、リマインドとして役立たないなあ、という苛立ちがあります。アウターのような厚手の服を着ていると、服の袖によってタッチスクリーンが通知画面に遷移してしまい(通知を見たことになってしまうため)通知に気付かない、みたいな場面もあったりするので、タッチスクリーンも考え物かなあと。

・最後にWi-Fi通知の件で1つ。Bluetooth接続時ならば、電話の着信時に通知されるのですが、Wi-Fi接続時は、相手が電話を切った後の「不在通知」になります。そこは着信通知して欲しかったなあ、という思いがあります。

 と、五月雨式に気付いたことをつらつら書きましたが、なんせ日本語サイトにはマニュアルもFAQもありませんので、間違いや良い使い方が見つかれば、またエントリーを上げます。

MISFIT VAPOR(ミスフィットヴェイパー) | 製品情報

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