Misfit Vapor は死にました / SmartBand Talkを買い直しました

 暫くスマートウォッチのエントリーを書いていなかったのですが、Misfit Vapor をキーワードに弊ブログを見にきて頂く方がいらっしゃることに気付き、その後の顛末(?)を記すことにしました。

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 まずMisfit Vaporですが、購入から1年弱で、起動しなくなりました。元々、電池の持ちが実質12時間程度で実用性に欠けるのは承知していたつもりだったのですが、2018年のWearOSのアップデート後、再起動を繰り返す不具合が発生するようになり、放棄せざるを得なくなりました。1年使えれば良いかという心持ちで使っていたら、本当に1年保たなかったという…

 Misfit はFossil グループのブランドなのですが、Fossil グループはシチズンと業務提携後、スマートウォッチ技術をGoogleに売却、研究開発チームの一部をGoogleに異動させています。Fossil はWearOSに見切りをつけたものと思われます。

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 Misfit Vapor放棄後、従来の腕時計ルックの端末も保持しておきたかったので、ガーミンの vivoactive 3を購入しました。

 vivoactive 3は普通に使用していて、電池が1週間近く保つことに感動しました。ただ、SmartBand Talkと併用して気付いたことは、

・通知が SmartBand Talkと比べてワンテンポ遅い。まあこれは仕方ない。

・通知着信後、スマートフォン本体で確認を行なうまで、SmartBand Talk は画面に小さいアイコンをホーム画面に残す仕様なので、備忘として便利なのですが、vivoactive 3  の標準ウォッチフェイスでは、一定時間経過はスワイプで通知ウィジェットを呼び出さないと確認できない。一応、ガーミンストアでウォッチフェイスを探してみたのですが、見つけられませんでした(そういうフェイスを知っている方、教えてください)。

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 このあたりは微妙で、通知内容がいつまでも表示されっぱなしでも困るのですが、未対応の通知がある場合は標準画面に痕跡を残しておいて欲しい(昔でいう職場の離席中の伝言メモですね)。

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 結局、SmartBand Talkを買い直しました。今まで使っていた端末とペアリングを解除して、新しい端末をペアリングするだけで、設定やアドオンが引き継がれ、簡単に交換が終わりました。流石に複数端末接続は無理だと思ったので、それは試していません。買い直して、電池の保ちが約1日から3日程度に伸びたのが地味に嬉しい(Bluetoothが3.0だから4.0以降の端末に勝てないのは仕方ない)。

 今回買ったのはホワイトです。ソニーの直販サイトではブラックが入荷終了、ホワイトが販売終了となっています。2014年発売の旧製品ですが、Amazonでは並行輸入のホワイトが(定価の半値で)まだ手に入るようです。

 左手首にガーミン、右手首にSmartBand Talkという駄目な運用を継続しており、馬鹿だなとは思っていますが、就寝時、既にスマートフォン充電スタンドに置いている状態で、職場の人からメールが着信した時、スマートウォッチで本文の先頭を確認し、 これは返信不要な内容だと確認して放置した連休中の出来事を思い出すと、そこそこスマートかなと思います。

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」