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「Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」(五反田)

展覧会 美術

五反田へ行ってきました…というと「おい風俗レポートか」とか「なんだよ肉/飲み屋モノか」とか自分で突っ込んでしまう体たらくですが、五反田駅から少し歩いたところにDNP五反田ビルがありまして。

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 フランス国立図書館BnF:Bibliothèque nationale de France)の所蔵品である地球儀・天球儀の展示です。

 Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展

大日本印刷BnFの地球儀・天球儀を3次元デジタル化に参画しており、今回の展示は地球儀・天球儀の実物展示(ガラス越し)と、3Dデジタルデータ化した地球儀・天球儀をタッチパネルやVRで「触って動かす」ことが出来るようになっています。

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DNPの3次元撮影技術や、データの見せ方も素晴らしいのですが、特に面白かったのは地球儀・天球儀の製造方法・修復過程の解説展示と、上映されていた短編映画でした。

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地球儀・天球儀は1点モノという訳ではなく、元になる地図を数学者が監修し、印刷業者が原盤を作成する、というように、当時の様々な技術者によって量産化されていたことが、丁寧に解説されています。

また展示されていた地球儀・天球儀も「よくこんな良い状態で残っていたな」と思っていたら、修復前のボロボロな状態や修復手順・技術の解説展示もあり、頭の下がる思いです。

上映されていた映画では、マルコポーロ東方見聞録で発見された伝聞・想像上の日本が、出鱈目な形・位置で「世界地図」に組み込まれてから、ポルトガルやオランダとの交易によって是正されるまでの変遷が簡潔に纏められており、「これはひどいwww」系から「おーっ」に変わる面白さが凝縮されています。

地理や地図に全く興味の無い方は置いておき、金土日(金曜は夜のみ)の予約制ですが、予約して観る価値は十分にありますよ。前期は5月迄なのでお気をつけください。