続・下町の空想画家 小松崎茂展(荒川ふるさと文化館)

南千住駅で下車するつもりが、ぼんやりしていて、一つ前の三ノ輪駅で下車してしまった。荒木経惟生誕の地だ、じゃなくてどうするかなあと地図を見て、一駅くらい歩いても大丈夫な距離感だったので、ぶらぶらしていると…

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なんでしょうかコレは…

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おーい磯野、野球やろうぜ!のアニメ制作会社だ。いや先に進もう。

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小松崎茂先生の生誕の地で展覧会。はてなブックマークで気が付いた。

図録がお買い得、ということなんですが、図録って開催中に売り切れたりすることもあるので、うーん、と思っていたら

ということで観てきました (@KaoruNjiri さん、ありがとうございます)。

戦前は挿絵画家、戦後は少年雑誌向け絵物語やプラモデルの箱絵、東宝特撮SF映画のメカデザインも手がけていて、男の子には何かしら知られていた存在のイラストレーターですが、戦時中は「協力」せざるを得ない状況ですので、陸軍美術展にも出品されていて、

同展に出品していた藤田嗣治(1866-1968)に賞賛されたというエピソードは小松崎の周辺ではよく知られた話である。

(図録より引用)

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東京大空襲で火の海と化した街を、当時住んでいた谷中から眺めていた小松崎さんは、空襲で南千住の生家を失ったとのこと。

図録を買って、帰り道は南千住駅へぶらぶら。

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トマソン(原爆タイプ)、タイミング悪いね。 

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九龍城砦の縮小版みたいだなあ。

東武線の車窓から見下ろした曳舟あたりで、トタン屋根の家が密集している区画があって、昔の実家近辺ってああだったなあ、なんて思ったり。