「電線絵画展－小林清親から山口晃まで－」（練馬区立美術館）

「こんな企画が通るのは、力を持った誰かの陰謀だ」

一緒にきた友人は、展示室を出た後にそう言った。

MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 （国立新美術館）

本展は2018年に行われた「ジャポニズム2018：響き合う魂」の公式プログラムとしてフランス・パリにて開催され、大好評を博した【MANGA⇔TOKYO】展を元に、このたび「日本博」公式事業として再構築いたしました。パリから東京への凱旋展でもあります。

…らしいです（展覧会の「ごあいさつ」より抜粋）。

「作品のない展示室」（世田谷美術館）

 日本の美術館は、常設展示より企画展示の比重が高い傾向があり、特に海外からの作品借用を主に構成を企画した展覧会は、今年のダメージは相当なものだと思われます。こういう企画は最初にやったもの勝ち、みたいなところもありますが、英断でもありますよね。

「幻想の銀河 山本 基×土屋仁応」（THE GINZA SPACE）

 床に塩で線を描くインスタレーション作品を制作する山本基氏と、仏教美術の技法を応用した動物の彫刻を制作する土屋仁応氏によるコラボレーション展示。

「羽化する渋谷 ―渋谷駅135年の時系列模型から見る2020年」（昭和女子大学 光葉博物館）

 何かとダンジョン呼ばわりされる渋谷駅の縮尺模型が観られるということで行って参りました。

建て壊してみるとそこは三角地帯だった

 最近、近所一帯が建て替えラッシュで、ここは再開発地帯か、とか、◯ープンハウ◯植民地か、とか色々感じることがあります（実際は◯東建託とか様々なハウスメーカーの名前を見かけるので、植民地というより草刈場っぽい）。

こういう光景を見るとつい写真を撮ってしまう。

クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime （国立新美術館）

 好事家には機能不全メタボでお馴染み、中銀カプセルの黒川紀章先生設計の国立新美術館に初めて行って参りました。